「教師の仕事の第一は授業」
教師になれば
現場でも各種研修でも
くりかえし耳にする言葉です。
ただ
日々、授業に明け暮れていると
そうは思いながらも、
流している自分自身に気付くことがあります。
当日の朝
授業の直前に
教科書を開いてみて
思いつくままに授業をしてしまう
こんなこともなくはありません
渾身の授業・・・
日常ではなかなかないかもしれませんが
現場にいれば、そんな授業をする機会が
年に何度かあるものです。
教師参観の研究授業や示範授業
保護者参観の参観授業
等がそうでしょうか。
そこに至るまでの知識や学びや経験や思いを総動員して
自己の最善を尽くした授業です。
教師は
そんな授業の中でも
(そんな授業の中だからこそ)
平然として
生き生きとして
子ども達の前に立ち続けます。
45分間ならその端々に至るまで
気を配り、思考をめぐらし、次の手を打っていきます。
で・・・
そんな授業が終わりを迎える・・・
共に45分を過ごした子ども達とも別れ
その授業に関するすべての仕事がひとまず終了する・・・
さて
その後にやってくるものは・・・
授業者である自分だからこそ去来するものは・・・
とてつもない疲労感
後悔
反省
でしょうか。
心地好い疲労感
達成感
充実感
でしょうか。
できれば
絶えず後者でいられるように
学び続けていきたいものです。