授業者の落書き

「先生」という仕事で頑張りたい!

㊱教師の授業行為で子どもが変わる・・・。

教師の授業行為で子どもが変わる・・・。

「教師の授業行為で子どもが変わる・・・。」

実際にある話です。

<荒れたクラスでの授業>

<とびこみ>

という形で依頼される先生方がいます。

それぞれに

所属する教育団体では名の通った

力のある先生方です。

そして、そんな先生方が実際に授業をしてみせる。

すると、

普段、様々に荒れの様子を見せた子ども達が

当たり前のように授業に参加していく。

もう

嘘のような場面が

現実のものとして実現していく。

決して珍しいことではありません。

 

「単発での授業だから!」

いえいえ、

「単発の授業」でさえ、荒れを見せる子ども達はいます。

漫画で描いてみたクラスも

まさにそんな子ども達で溢れていますが、

今回、描いてみた場面も

実際にあった<とびこみ授業>が元になっています。

 

では、

子ども達に授業への参加を促し

その姿をよりよい方向に変えていく授業行為には

どんなものがあるのでしょう?

www.youtube.com

最近

「仕事の思想」田坂広志著・PHP文庫

という本について知りました。

この本を通して

私達がよりよく仕事をしていくのは

どんな考え方があると良いのか

ということについて、

ちょっと踏みとどまって考えることができました。

 

①「金銭が報酬」

②「能力の獲得が報酬」

③「仕事そのものが報酬」

④「人とのしての成長や成熟が報酬」

 

この四つのうちのどれが、自分にとっての報酬になっていますか。

仕事をする上での報酬として、どれを自覚していますか。

ここ数年の私は、ほぼ①のみでした。

②や④もあるだろうけれど、どこか遠いところにあり

③については真反対、<苦行><我慢の対象>とすら思っていました。

「仕事は大変」

「仕事は辛くて当たり前」

「その大変で辛い仕事でも楽しみを見いだせるくらいにしたい」

みたいに思っていました。

「仕事そのものが報酬」・・・

確かに初心はそうだったはず・・・

すっかり忘れていました。

 

子どもを変える教師の授業行為は

②や③や④の裏付けがあってこそ

です。

この辺りのことは、決して外してはいけないこと

なのだと思います。