授業者の落書き

「先生」という仕事で頑張りたい!

㊵「だんだん元気がなくなってきた」女の子・・・なぜ???

「だんだん元気がなくなってきた」女の子・・・なぜ???

「先生」の元に届いた

「元教え子」の女の子から届いた手紙

そこに書かれていたのは

「だんだん元気がなくなってきた」

ということでした。

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この女の子が

進級した教室で受けていた授業には

「荒れ」の景色がありました。

教師に露骨に反抗するような「荒れ」ではありません。

でも、

この女の子から見て

明らかな脱線

あるいは授業妨害

だったのでしょう。

「真面目に頑張る子」

「真面目に頑張ろうとする子」

そんな子が頑張れない

それどころか

頑張る気力すら奪われていく。

こんなことがあるのなら、

進級後の担任の先生の責任は重大です。

 

私達教員が

子ども達にとっての<教師>としてその前に立つ時

最も優先して守らなければならないものは何か

もう何十年も前の教育書にも書かれていたことです。

まず

子ども達の生きる気力

です。

そして、

その上での

様々な生きる知恵や術

です。

勿論、

様々な生きる知恵や術を習得させていくのは

簡単なことではありません。

でも、私達<教師>は、その習得を目指して、日々、仕事をしています。

ただ

その過程で

絶対に忘れてはならないのは

最低限

子ども達の生きる気力を奪っていくような仕事

はしてはいけない

ということです。

 

スキの多いだらけた授業で子どもの気力を奪う。

一方的に厳格で苦しい授業で子どもの気力を奪う。

大儀名分は

子どもに知恵や術を授けるため・・・

こんなことは

厳に避けなけらばならないと、

自戒を込めて思います。

皆さんは、いかがでしょうか。