授業者の落書き

「先生」という仕事で頑張りたい!

㉘無言で不参加の子ども達も巻き込みます!

無言で不参加の子ども達も巻き込みます!

↑は、全体を巻き込む指示です。

集団を相手にする教室では、こうした指示も必要なのです。

明るく

笑顔で

軽やかに

全員の参加を求めていきます。

 

時に、こうした場面を見た大人(同僚や保護者等でしょうか。)から

「一人一人の個性を無視した機械的なやり方だ」

「教師の都合で子どもを動かそうとしていて気持ちが悪い」

なんて声が

聞こえることがあります。

でも、この「全員起立」は

「誰一人とりこぼさない」

「全員を参加させる」

「目の前の子ども達に力をつけるんだ」

とする教師の覚悟を秘めた指示であり、

自分が教室で唯一の大人だ

という自覚に基づいて行うものなのです。

しかも、

動くことによって思考が開始されやすい子どもにこそ

有効だし

むしろ、「動きたい」子どもには

歓迎すらされる指示なのです。

実際にやってみればわかりますが、

子ども達は喜んで立ちます。

クルッと回転して立つような元気印もいます。

(ただ、こればかりやっていると、

「生理中はきついです」なんて声が

高学年女子からあがることはあります。

そこは匙加減です。)

 

リップサービスでも

単なるスローガンでもなくて、

授業者として

事実、子ども達一人一人の前進や向上を実現するために

「全員起立!」

を上手に使ってみてください。

きっと、子ども達の様子が変わってきます。

(漫画では、この指示に更なる抵抗を示す子ども達を描きました。

荒れを生み出していく子ども達です。

そこへの対応もまた、よりよく授業を運営する教師の仕事です。)

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