教室の中で
皆が見守る中で
明らかに教師の問いに応えようとしていない。
そんな子どもにどう対応するか。
続編です。
今回の対応の場面にも、幾つかのポイントがあります。
私が、実際に見聞きしてきた場面を少しでも再現すべく描いてみましたが、
果たして、
私の稚拙な漫画で表現できるかどうか。
最低限、そこでカっとならないことです。
仮にカっとなってしまったとしても、それを表情や言動で表さないことです。
淡々と対応する。
できれば軽やかに対応する。
スルーでなく対応するのなら、当該児童との距離を詰めつつ対応する。
「あなたのその言動を確認したい」という姿勢で圧をかけて
再度、問いかけてみる。
しかも、確実に答えられる問い方に修正して問いかけてみる。
結果、教師の問いにあの子が答えた。
いつもなら脱線や脱落、授業破壊につながっていく場面で
そうならなかった。
こんな事実を作り出すことが大切です。
(しかも、この確認の仕方なら、
児童が叛意ではなく事実決めかねている場合でも救うことができます。)
こんなことの積み重ね
小さな小さなことの連続が
教室を真っ当な学びの場所にしていくのだと思います。