学級の荒れを考える。
授業のスキルを考える。
教師の在り方を考える。
そんな漫画を描いてみました。
子ども達が荒み、反抗し、教室を無秩序の場に変えていく。
それが学級崩壊です。
暴言、暴力、いじめ、不登校・・・様々な事故や事件が噴出するようになります。
年度初めの4月、
「去年は、どうして、あんなふうになってしまったの?」
荒れた教室で過ごした子ども達に、何度か聞いたことがあります。
多くの場合、子ども達の答えは
「わからない」
「いつの間にか、ああなってた」
というものでした。
勿論、年度が進み、子ども達との関係がより築かれていくと、
「●●が先生に反抗しだした」
とか
「★★ちゃんがひどかった」
とか、具体的な話が出てくることもありました。
では、「●●」や「★★ちゃん」がいれば、学級は荒れるのか?
そんなことはありません。
年度がかわった学級では「●●」も「★★ちゃん」も荒れを生み出しはしませんでした。
学級の荒れについて考える。
授業のスキルについて考える。
教師の在り方について考える。
勿論、正解は一つではないはずです。
でも、「先生」と呼ばれる職についているのならば、これらを考えてみることには意味がある。むしろ、欠かせないのでは?と思います。