授業者の落書き

「先生」という仕事で頑張りたい!

㉒「先生」が相手にするのは・・・。

「先生」が相手にするのは・・・。

「先生」になる。

そのためには勉強をしなければならない。

自ら選択し努力もして「先生」になる。

 

「先生」になるくらいだから

学校での日々は、多分、それ程、悪くない。

仮に、悪かったとしても、それを覆すくらいの出会いが、そこではあったはず。

「先生、ふざけんな!」

とか

「先生とかバカじゃん!」

とか思ってるような人は、「先生」にはならない。

 

「先生」になるために、勉強も選択も努力もしてきた自分

でも、

その自分が「先生」になれたからと言って

即、「先生」としての仕事ができるかと言ったら

実は、全く、そうではない。

ドラマでも小説でも漫画でも描かれなかったリアルがそこにはある。

 

「先生」が相手にするのは・・・

リアルな人なのだ。

「学校なんか大嫌い!」

「先生なんか大嫌い!」

「友だち百人なんかくそくらえ!」

「世の中、バカばかり!」

「俺を大事にしろ!俺だけを大事にしろ!」

みたいな子どもだっているのだ。

「先生」になろうと思えた自分とは、

まるで違う世界を生きてきた子ども達がいるのだ。

www.youtube.com

教室で

ゴミを投げつけられる。

一方的にたたかれ蹴られ、体はあざだらけ。

教室の椅子に座ろうとしたら

画鋲が座面に敷き詰められていた。

どれも実際にあった話だ。

 

「先生」になってからが

本格的な学びの始まりだ。

職場体験や教育実習とはまるで違った更なる学びが求められる。

でも、それがいい。

学べば学ぶ程、子ども達の様子が変わってくる。

荒れてしまった教室でのそれは困難だが、

それでも、その困難を学びに変えられる時が来る

誰かに語れるくらいの学びになる時が来る

そう信じて時が過ぎるのを待てばいい。

基本、「先生」が担任になるのは1年契約なのだから。

そうすれば、きっと、

学べば学ぶ程、子ども達の様子が変わってくる

そんな日々を

あなたは迎えることができる。

 

 

私もまた、そうやって、日々、倦む自分、挫ける自分を

叱咤し励まして、前を向くようにしています。

今回は、ちょっと、熱くなってしまいました。