床に散らばるゴミ
飛び交うクシャクシャに丸められたプリント
黒板に投げつけられる給食
荒れた学級で、実際にあった場面です。
難しい学校、あります。
大変な学級、あります。
それを新卒新任で担当する、なくはないです。
新任ということで
子ども達の荒れを経験し
その後、どのクラスでも苦労した先生が
転勤し
「子ども達が可愛いと初めて思えました」
と話したことがあります。
毎年のように荒れを経験した自分が変わったわけではない。
でも、目の前の子ども達の事実が違う。
つまり、
それだけ、
転勤前の学校は困難であり
転勤後の学校はそうではなかった
ということです。
原則、私達は勤務先を選べません。
だからこそ、
学校や学級にある荒れに向かうスキルやマインドセットが必要なのです。
自身の学級を立て直し
学校そのものも健全化の方向に向けていく
そんな仕事をする先生方もいるのです。
教職にある間中、担当するのは平穏な学校や学級だけ・・・
もしそうなら
誰か他の人がその困難な部分を担っているのかもしれません。